63歳、働きながら年金を受け取る。65歳からの暮らしを考えてみた

63歳になった今、私は「65歳になったら仕事を辞めよう」とは考えていません。

これまで営業の仕事をしてきて、60代、70代になっても働いている人をたくさん見てきました。

中には80歳くらいまで働いている人もいて、私にとっては「年齢を重ねたら仕事を辞める」ということが、必ずしも当たり前ではありませんでした。

むしろ今は、

「元気で働けるうちは、自分に合った仕事を続けていきたい」

と思っています。

ただし、若い頃と同じように無理をして働きたいわけではありません。

これからは、健康や自分の生活も大切にしながら、長く続けられる働き方を選んでいきたいと思っています。

63歳になって、なぜ私はまだ働きたいと思ったのかはこちらの記事に書いています

1.65歳になっても、働くという選択肢はある

65歳というと、一般的には「定年」や「老後」というイメージがあるかもしれません。

でも、私自身はこれまでの仕事を通して、年齢を重ねても働き続けている人をたくさん見てきました。

だから私にとって、65歳は「仕事を終える年齢」というより、

「これからの働き方をもう一度考える年齢」

という感覚です。

年金を受け取りながら働くこともできます。

日本年金機構の案内でも、60歳以降に働きながら老齢年金を受け取ることができると説明されています(収入によっては年金額が調整される場合があります)。

「65歳になったら働くか、働かないか」の二択ではなく、自分の体力や生活に合わせて考えていけばいいのだと思いました。

2.私が考えているのは「ずっとフルタイム」ではない

ただし、私が考えているのは、若い頃のようにバリバリ働くことではありません。

これからは、

  • 無理をしない
  • 睡眠を削らない
  • 人間関係で疲れすぎない
  • できれば通いやすい
  • 長く続けられる
  • 少しでも収入になる

そんな仕事を選びたいと思っています。

63歳になって、ようやく分かったことがあります。

「たくさん稼ぐこと」だけが働く目的ではない。

健康を守りながら働いて、少し収入が増えて、誰かの役に立てたら、それも十分意味のある働き方なんじゃないかなと思うようになりました。

3.働きながら年金をもらうと、年金は減るの?

ここは私も気になったところです。

働きながら年金を受け取る場合、一定以上の収入があると、老齢厚生年金の一部または全部が支給停止になる「在職老齢年金」という仕組みがあります。

日本年金機構の案内によると、2026年度(令和8年度)は、賃金(ボーナスを含めた月額換算)と老齢厚生年金(月額)の合計が月65万円を超える場合に、老齢厚生年金の一部または全部が支給停止となります。

なお、老齢基礎年金はこの調整の対象ではなく、全額支給されるとされています。

つまり、「働いたら年金が全部なくなる」ということではありません。

収入の金額によって調整される仕組みなので、自分の年金額や働き方に合わせて確認することが大切だと思いました。

この基準額は毎年度見直されることがあり、制度そのものが変わることもあります。詳しくは、日本年金機構の最新情報をご確認ください。

▶ 参考:在職老齢年金の計算方法(日本年金機構)

4.年金をもらいながら、少し働くという選択

私が今考えているのは、

「年金だけで全部をまかなおう」としないこと。

そして、

「仕事だけで全部をまかなおう」ともしないこと。

その間くらいです。

年金が毎月入ってきて、そこに仕事の収入が少し加わる。

そうすれば、生活費だけでなく、

「ちょっと美味しいものを食べよう」
「家族と出かけよう」
「旅行に行こう」

そんな楽しみにもお金を使えるかもしれません。

老後というと、「節約しなければ」「お金を使ってはいけない」と考えがちですが、私はこれからの人生を、ただ我慢して過ごしたくはありません。

5.63歳だからこそ、働き方を選びたい

若い頃は、

「多少つらくても頑張る」
「仕事だから仕方ない」

と考えていました。

でも63歳になった今は、少し考え方が変わりました。

これからは、ただ収入だけを見て仕事を選ぶのではなく、自分の時間や健康も大切にしたい。

そして、これからの仕事選びで大切にしたいことがあります。

「大好きな仕事じゃなくてもいい。
でも、嫌いな仕事はやらない。」

これが、これからの私の仕事選びの基準のひとつです。

もちろん、どんな仕事にも大変なことはあります。

それでも、毎日嫌な気持ちを抱えながら無理をして続ける仕事は、これからの人生では選ばなくてもいい。

「この仕事をしていて笑えるかな?」
「家に帰ってからも元気が残っているかな?」
「この先も無理なく続けられるかな?」

そんなことも考えながら、仕事を選んでいきたいと思っています。

6.65歳からも「働く」を選択肢にしておく

年金は原則65歳から受け取れます。

また、条件を満たせば、60歳から65歳になるまでの間に受け取り始める「繰上げ受給」や、66歳から75歳までの間に受け取り始める「繰下げ受給」を選ぶこともできます(生年月日などによって条件が異なり、繰上げると年金額は減り、繰下げると増える仕組みです)。

▶ 参考:年金の繰上げ・繰下げ受給(日本年金機構)

だから、65歳になったら全員が同じ暮らし方をしなければいけないわけではありません。

働く人。
仕事を減らす人。
仕事を辞める人。
少し休んでからまた働く人。

人それぞれでいい。

私は63歳になって、

「65歳からどうするか」

ではなく、

「65歳からどう暮らしたいか」

を考えるようになりました。

7.私が目指したいのは「細く長く」

今の私が目指しているのは、

「細く長く働くこと。」

無理をして一気に稼ぐのではなく、自分の体力や生活に合わせて働く。

そして、年金と仕事の収入を組み合わせながら、自分らしい暮らしを続ける。

そんな働き方ができたらいいなと思っています。

63歳。

もう「今さら」ではありません。

むしろ、これからの人生を自分で選び直せる年齢なのかもしれません。

まとめ|63歳からでも、働き方は選び直せる

年金を受け取りながら働くことはできます。

そして、働き方によっては、年金と仕事の収入を組み合わせて生活することもできます。

私自身、これからは「いくら稼げるか」だけではなく、

「どれくらいなら無理なく続けられるか」

を大切にしていきたいと思っています。

65歳になったから終わり。
60代だから新しいことは無理。

そんなことはないと思う。

63歳の私も、まだまだこれから。

働くことも、休むことも、楽しむことも、自分で選んでいきたい。

次に読みたい記事

次回は「63歳からの仕事探し。私が仕事を選ぶときに大切にしたい5つのこと」について書く予定です。お楽しみに。

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